CoaXPress-over-Fiber Bridge IP Core

• CXPからnGMII（デバイス）またはnGMIIからCXP（ホスト）へのCXP Bridge IP Coreとして利用可能
• 超高速データ/フレームレート
• あらゆる接続距離要件に対応する多数のアクセサリとケーブルオプション
• 低CPUオーバーヘッド、低レイテンシー、低ジッターの画像の取り込み
• PC当たりのカメラ台数における最高パフォーマンス
• 競争力の非常に高いコストパフォーマンス
• JIIA標準による業界での幅広い採用
• CXP25への準備

CoaXPress-over-Fiber Device Bridge IPコアにより、CoaXPressデバイスIPコアをFPGA内のnGMII（10/25 Gbps媒体独立インターフェイス）バスに接続することができます。nGMIIはIEEE Std 802.3 Clause 46で定義されている通り、10/25G イーサネット物理層への主要なアクセスです。このインターフェイスの汎用的な特性により、CoaXPressからPCS/PMA イーサネットサブレイヤーへの信号送信をマッピングすることができます。 IPは、CoaXPressのコントロールとストリーミングパケットをイーサネットPCS/PMAブロック方向のnGMIIパケットに変換します。

2021年2月現在
2018年に始まったEuresysとSensor to ImageによるCoaXPress-over-Fiberの開発は、2021年2月にCoaXPress分科会による最終承認を受け、規格に統合されることになりました。
Euresysはこの承認を心待ちにしながら、カメラメーカーとインテグレーターに対し、評価・統合を可能にするCoaXPress-over-Fiber Bridge IPコアと4接続CoaXPress over Fiberフレームグラバー（QSFP+）を提供する準備を進めてきました。
CoaXPress分科会には最も有力なビジョンマシンメーカーが参加しており、日本インダストリアルイメージング協会（JIIA）のリーダーシップの下に活動しております。

CoaXPress-over-Fiberは軽量でありながら、既存のCoaXPress仕様の重要な拡張機能として、光ファイバ経由の転送をサポートしています。
CoaXPress（CXP）は、高帯域幅コンピュータービジョンアプリケーションの事実上の規格です。この仕様の最新バージョンであるCoaXPress 2.1は、CXP-12の速度を、同軸銅ケーブルでの12.5 Gbps（毎秒ギガビット）接続と指定しています。CoaXPressではリンクアグリゲーションは通例であるため、4つのCXP-12接続を使えば、50 Gbpsの帯域幅（12.5 x 4）は簡単に達成されます。CoaXPress-over-Fiberは、CoaXPress仕様へのアドオンという形態で設計されています。CoaXPressプロトコルをそのまま変更せずに、光ファイバを含む標準のイーサネット接続で実行する手段を提供するものです。そのため、CoaXPress-over-Fiberはイーサネット用に設計された標準的なエレクトロニクス製品、コネクタ、およびケーブルを使用しますが、プロトコルはイーサネットやGigE Visionではなく、CoaXPressです。

CoaXPress-over-Fiberの詳細については、Euresysのテクノロジーページをお読みください。