eGrabber Memento
画像転送の開発、調整、デバッグを支援する非侵入型の強力なツール 。
ビジョンを使用したハイエンド検査装置では、フレームグラバーが、カメラ本体との同期だけでなく、動体検知制御や照明制御などの各種外部機器と同期して画像を取得する役割を果たしています 。

図 Euresys eGrabber Memento
こうしたシステムのデバッグには、往々にして、ソフトウェアプロファイルと併用されるオシロスコープやロジックアナライザーなどの複雑な機器が必要とされることがあります。
1秒間のフレームレートが数百ないし数千となる最新型カメラでは、こうした問題はますます複雑化することになります。
EuresysのMementoイベントログ記録システムは、こうしたプロセスを単純化する目的で生まれました。
Camera LinkまたはCoaXPress用のGrablinkまたはCoaxlinkカードが稼動する間、eGrabber Mementoは、カメラ、フレームグラバーとそのドライバー、およびホストアプリケーションに関連するイベントを非常に詳細に記録します。 Mementoはまた、GigEVisionカメラにアクセスするためのeGrabber Gigelink というEuresysのハードウェアに依存しない汎用ライブラリの動作も監視します。
ドライバーの関数呼び出し、コールバック、フレームグラバーが受信したトリガー、照明制御に送信されたストロボ信号、フレームレートコントロール信号などのイベントはすべて、正確なタイムスタンプや詳細なコンテキスト情報とともに記録されます。
記録されたイベントのリストは、マイクロ秒に至る関連するタイムスタンプや有益なコンテキスト情報とともに、Memento Event Viewerで閲覧できます。 テキスト形式の情報はさまざまなレベル(冗長性)で選択でき、 リストに記載されるイベントを絞り込んだり、強調表示したり、検索したりすることができます 。

図 2 Memento: 同期されたグラフィックおよびテキスト形式の情報

図3 eGrabber Memento – グラフィック表示(詳細
eGrabber Memento
イベントの概要はグラフィック形式でタイムラインとして表示されるため、様々な信号シーケンスを素早く理解することができます 。
Mementoは、アプリケーションの開発やデバッグのほか、システムの操作においても有益です。
開発者はアプリケーション開発やデバッグの際にMementoを使用して、機械の動作を理解し、トリガーや画像の消失といった問題の原因をピンポイントで指摘することができます。
Mementoは、機械の操作中にも役立ちます。ログはバックグラウンドで記録されて保存されるため、機械が故障した場合には、そのログをサポートチームに送信することができます。
Mementoは、GrablinkまたはCoaxlinkカードのドライバーに実装されたソフトウェアリソースと、GrablinkまたはCoaxlinkカード自体のハードウェアリソースを使用します。
ハイライト
- Mementoはきわめて効率よく動作するよう設計されているほか、必要なCPUの負荷は極めて小さいため、非侵入的に動作します。
- EuresysのMementoイベントログ記録システムは無料で、GrablinkおよびCoaxlinkカードと使用できます。
- 市場化までの開発期間を短縮するかシステムのアップタイムを高めるには、今すぐMementoをご利用ください。