2022年Euresysの業績 | コンピュータビジョンとマシンビジョン

Corporate / 02.2023


サプライチェーンの条件には挑戦を強いられましたが、Euresysはそれでも成長を続け、2022年の総売上高は2550万ユーロ超となりました。これは前年比25%超の成長です。

CEOのMarc Damhautは、「2022年のフレームグラバーの売り上げには電子コンポーネント不足の影響が見られました。主にCamera LinkとCoaXPressフレームグラバーの生産に制限がありました。これらの製品を適時に改良し、代替コンポーネントを見つけ出したことが、成長を続けられる結果につながったのです。」と述べています。

年々、Euresysの売上は、EMEA地区で67%、アジア地区で21%(Euresysが優先サプライヤーにランキングする主力市場です)、アメリカ地区で11%の伸びを見せています。FPGA IPコア(販売ライセンス42%増)とCoaXPressフレームグラバー(出荷ユニット数33%増)が急成長の製品です。

年末に掛けて需要が緩やかになりましたが、当社は、マシンビジョン市場が今後数年に渡って2桁の伸び率を見せることに自信を抱いています。Euresysは、その成長から利益を得るのに十分な体制にあります。当社は先日、ARMプロセッサに対応したエンベッド版のOpen eVision画像解析ライブラリをローンチしました。また、3D検査とディープラーニングライブラリの開発も継続しています。2023年には、新しいCoaXPressとCamera Linkフレームグラバーだけでなく、新しいバージョンのVision規格IPコアのローンチも控えており、お客様はさらに高速・低コストのカメラを設計できるようになります。

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